眼瞼下垂症(がんけんかすいしょう)

「眼瞼下垂症」とはどんな症状？

加齢に伴って瞼の筋肉や皮膚がゴムひもが伸びるように緩んで、上瞼が垂れ下がってきます。放置すると著しい視野障害をもたらします。両外側と上側の視野が極端に狭くなって、視界が暗くなり、日常生活にも大きな支障を来たします。

全身の様々な不快症状も併発します

例えば、眼瞼下垂症の患者さんでは瞼を上に挙げようとすると、無意識のうちに額や首周りの筋肉が緊張・硬化し、緊張性頭痛や肩こりとともに、高血圧や慢性疲労・冷え性・便秘など全身の不快症状まで引き起こすことも医学的に判明しています。

放置すると心身への影響が拡がります

容姿や表情にも暗いマイナスの印象を与えがちなうえに、心理的にも「うつ」などの暗い影響も及ぼすため、放置できない深刻な瞼の病気です。

[ こんな変化はありませんか? ]

[ 困った症状が起こることも ]

肩こり / 頭痛 / 目の奥が痛む / 体が疲れる / まぶたが重い / こめかみが痛む

眼瞼下垂症の原因は？

原因の大半は、老化による瞼の皮膚や筋肉の緩みによるものです。眼を酷使したり、眼をこする癖も眼瞼下垂症を生じやすく、よくありません。他に、注意すべき例として、急に生じた眼瞼下垂症の場合には、脳動脈瘤や脳腫瘍など重大な病気が隠れていることもあるので早急な診療が必要です。

容姿も若返る「眼瞼下垂症」の最新治療法

「眼瞼下垂症」の最新の治療法では、瞼の皮膚にも優しい局部麻酔と最新の電子機器を駆使して、伸びて下方に下がってしまった皮膚をミリ単位で切除し、瞼を上げる筋肉を少し短縮させます。そのことで、皮膚や筋肉にハリをもたらし瞼が上に挙がるのです。
手術後は、視界も広がり容姿も改善されて、顔が10歳から20歳も若返って見えるという嬉しい効果が期待できます。

短時間で痛みも無く、全て健康保険適用で低額

「この手術は、局部麻酔によって行われるため、痛みもなく約20分程の短時間で終了します。勿論、入院の必要もありません。当院では、美容外科とは違って、全て健康保険が適用され、低額で手術が受けられます。
この様に、眼瞼下垂症でお悩みの方は、放置したり一人で苦悩されず、お気軽に早めに眼科専門医への相談をお薦めします。

• 手術前

  

  まぶたが黒目の上半分を覆い、
  まゆの位置が上がっている

• 手術後

  

  黒目が上まで見えるようになった。
  二重の幅が狭まり、まゆの位置が下がった。

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