眼瞼下垂症
近年、高齢者において急増している「老人性眼瞼下垂」。この病気は、上瞼の筋肉や皮膚が弛緩し、ゴムひもが伸びるように下がってくる症状で、放置すると著しい視野障害をもたらします。
さらに、瞼を上に挙げようと無意識のうちに、頭や首の周りの筋肉が緊張・硬化し、筋緊張性頭痛や肩凝りに加え、高血圧まで併発することも少なくありません。また、容姿や表情にも暗いマイナスの影響を与えるとあって、高齢者にとっては深刻な目の病気です。
原因は「老人性白内障」と同様に老化による瞼の皮膚や筋肉の弛みなのです。治療は、特殊な局部麻酔と最新の電子機器を駆使して、伸びて下方に下がってしまった皮膚を切除し、皮膚や筋肉に張りをもたせることで、瞼が挙上され、視野障害も改善されます。
この様に、当院での手術は、最新の電子機器を使い、特殊な局部麻酔によって行われるため、痛みなく数十分の短時間で終わります。
もちろん、入院の必要もなく、入院費もかかりません。
一般に、瞼の手術といえば、美容外科で行われることも多いのですが、この場合は十数万円もの費用がかかります。
当院では保険診療が適用され、費用負担は(例えば70歳以上であれば、一割負担)低
?額で手術を受けることができ、さらに、高額医療費の償還給付も受けられます。同時に、
生命保険等による治療費の支給も可能です。
また、特殊な難治例も、保険診療が可能な形成外科に紹介しています。
この様に、「老人性眼瞼下垂」でお悩みの方は、諦めたり、おひとりでお悩みにならずに、
どうかお早めにお気軽にご相談ください。
手術前

手術後

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