Clinic introduction クリニック紹介
Medical equipment 診療機器
当院の最新の眼科医療機器をご案内いたします。治療に最適な機器を用いて安全かつ適切な治療をしています。
- 水素ガス温熱眼科療法
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むらかみ眼科クリニックでは、緑内障、白内障、眼底疾患(糖尿病網膜症、眼底出血、加齢黄斑変性、網膜色素変性及びドライアイや眼精疲労)などの治療に有効な「水素ガス吸入療法」と「近赤外線温熱治療」を併用した『水素ガス温熱眼科療法』®を特許庁の認可登録を取得し、国内で初めて導入しています。
痛みも苦しさも皆無で、かつ、非常に有効な治療法として高く評価されています。
白内障手術のための治療機器と検査機器
- 白内障手術装置 CENTURION® Vision System 米国アルコン社製
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最先端のテクノロジーを駆使したCENTURIONは、白内障の手術中に変化する灌流圧を自動的・継続的にモニタリングして、眼内圧の変動を抑制する業界初のシステムを搭載しています。手術中の眼内圧の変動を抑え安定化させることで、手術中の眼の赤みを防ぎ、手術のリスクを低減することにより、手術の安全性・安定性・効率性の向上を実現しています。
- 眼科手術用顕微鏡 Proveo8 ドイツ ライカ社製
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ドイツ ライカ社製の史上最高技術を結集した最新型眼科手術用顕微鏡を導入しています。
手術時の術野が世界の顕微鏡の中でも最高レベルに鮮明に見える解像力によって、正確かつ安心・安全な手術を行うことを可能にしています。
- 眼科用手術台メプロ
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白内障手術用の高齢の患者様にも優しいイス型の手術台で、容易に着席した状態から傾斜しながら楽に手術のポジションまでの移行を優しくサポートします。
さらに、顔の位置や向きと台の高さ、角度を自由自在に調整することが可能で、より精密で、正確な眼科手術をサポートしています。
また、ご高齢者に多い丸背の方など、通常の手術台では仰向け寝ができない方も、その苦痛もなく楽な姿勢の状態のまま手術をお受け頂くことが可能で、多くの高齢者の患者様のより快適で安全な手術をサポートしています。
- IOLマスター700 ツァイス社製
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眼球に接触することなく、正確な角膜屈折度の検査と眼軸長(眼球の長さ)測定を行い、眼内レンズの数値(度数)を算出する装置です。
白内障手術に際する屈折検査と最適な眼内レンズ度数の算出手法をより精緻化すると共に、非接触技術の採用により、局部麻酔を用いない安全な眼軸長測定を可能にしました。
- 超音波式眼軸長測定装置 AL-4000+AL-4050 トーメー社製
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眼軸長(眼球の長さ)を測定し、白内障手術の際に使用する眼内レンズの正確な度数計算を行います。複数の測定モードにより、患者様の眼の状態に合わせた精密な測定が可能です。
- 超音波画像診断装置 UD-800 トーメー社製
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超音波により、水晶体、硝子体、網膜等を画像化する装置です。
この焦点域の長い超音波ビームにより前部硝子体から球後までの広い範囲で、高解像度の超音波像が得られます。
約十秒分の超音波像を常に記憶し、動画像で繰り返し再生表示することができます。
- スペキュラーマイクロスコープ EM-3000 トーメー社製
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白内障手術前後の検査などで使用され、痛みのない非接触方式かつ広範囲での角膜内皮細胞の数や形状の測定を可能にしています。
緑内障の診療と治療の為の最新機器
- 緑内障治療専用新型レーザー治療(SLT)機器
タンゴプロオフサルミックレーザー
選択的レーザー線維柱帯形成術
(エレックス社製) -
新しいレーザーによる緑内障治療装置です。
成人の視覚障害者の首座を占める緑内障に対する、新しい最先端の治療法が導入されました。
この治療は「選択的レーザー線維柱帯形成術(SLT)という新しいレーザーによる緑内障の光凝固治療法です。
この治療は、手術と違って、無痛で、かつ数分間程度の短時間で外来診療時におこなえます。しかも、この機器は従来のレーザーのエネルギーの4000分の1という超低エネルギーで治療できるため副作用や合併症の心配もなく、また、反復して実施することが可能です。さらに高価な機器のため日本でもわずか数十台しか導入されていない、稀少かつ高価値の治療機器です。
- シラス HD-OCT plus (モデル5000) ツァイス社製(最新型OCT)
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眼の奥の「網膜」と「視神経」の断層像を撮影する器械です。
非接触で、まぶしくもなく、ごく短時間で撮影できます。
見る機能にとって一番重要な「網膜」の中でも「黄斑」という部分の状態の診断や「視神経」の精査により『緑内障』という病気の診断や症状を診断します。
- ハンフリーフィールドアナライザー HFAⅢ ツァイス社製
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視野(見える範囲を)を精密に調べ、緑内障や黄斑変性など眼底の病気の早期発見と進行を抑える経過診察のための装置です。
この最新の視野計器は、コンピュータにより一定のプログラムで行われるため、信頼性の高い客観的な検査結果を得ることができ、緑内障などの診断補助や進行を抑えるための経過診察に非常に有用です。
- 自動視野計ハンフリーFDTスクリーナー ツァイス社製
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視野(見える範囲を)を調べ、緑内障をより早く、より早期に発見するための装置です。
当視野計器は、長い検査でも片眼2分程度で検査が終了できるため、疲労感が軽減でき、信頼性の高い客観的な検査結果得られ、緑内障や黄斑変性などの眼病の早期発見や経過診察に非常に有用なのです。
糖尿病網膜症などの眼底出血や網膜剥離等の診療の最新機器
- マルチカラーレーザ光凝固装置 MC-500Vixi ニデック社製
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この最新型のマルチカラーレーザーを使用した光凝固法は、糖尿病性網膜症などの眼底出血及び網膜剥離の治療、中心性網膜炎など眼底疾患に対する治療に使用されています。
マルチカラーレーザーによる凝固光は緑・黄・赤の3色で、スキャンパターンは22種類あり、疾患の部位や症状に合わせて適切な治療を実施することができます。
パターンレーザーにより、ごく短時間で患者様の痛みも無く負担の少ない治療をおこなうことが可能です。
- ビスラス532sコンビ ツァイス社製
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最新型レーザー治療装置
糖尿病や高血圧、動脈硬化などに伴う眼底出血は、視覚障害に陥る可能性が高い病気で、眼科専門医による継続した診療が必須です。そこで、このような病気による眼底出血などの網膜症の治療として、最新のレーザー光凝固治療が有効で、現在までに数多くの患者様の視覚障害の防止に貢献しています。
さらに、このような優れた効用と共に、この治療機器では、緑内障や後発白内障の治療も実施が可能な特性も持ち合わせています。
このように、当院では、この最新のレーザー光凝固治療装置を導入致し、多くの患者様の眼病の治療と失明予防に貢献しています。
- オプトスDaytona White and Blue ニコン社製
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オプトスは、眼底の約80%の広い領域をカバーする画角200度の広い観察範囲を実現した超広角走査型レーザー検眼鏡です。
非接触で、中心部から周辺部までの合成カラー画像、レッドフリー画像、グリーンレーザーでの眼底自発蛍光画像の撮影が可能なため、特に眼底の周辺部の網膜剥離や網膜裂孔及び眼底出血などの疾患の観察に寄与いたします。
- 眼底カメラVX-20 コーワ社製
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患者様の負担が少ない最新の眼底カメラです。
モニターアライメントによる無散瞳撮影、ファインダーまたはモニターアライメントによる散瞳カラー撮影、蛍光(FAG)撮影、自発蛍光(FAF)撮影、無赤色(RF)撮影を行える装置です。
しかも狭角から広角まで撮影モードに合わせて露光量を適正露光に自動設定を行うことができます。
眼科一般の診療の為の最新機器
- オートレフトポグラファー RT-7000シリーズ トーメー社製
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この機械は、目の度数(近視・遠視・乱視)の程度を自動的に検査するものです。また、人それぞれに顔の形が違うように角膜(黒目)の表面の形も人によって違いますが、それを精密に測り、地図のようにカラーで表すこともできる最新鋭の機械です。
全ての患者様の目の度数や角膜の丸みの程度を検査します。
さらに患者様の目にふさわしいコンタクトレンズを選ぶ時や、白内障手術に用いる眼内レンズの選択などにも使用します。
○角膜形状解析(コーニアル・トポグラファー)
角膜(黒目)の表面の形は人の顔と同じようにそれぞれ違います。角膜に直接触れるコンタクトレンズを処方する際には、一般的に角膜のごく一部の範囲の丸みを測定しそれにあったレンズを選択します。
当院ではさらに角膜の表面を最大3700点で測定し、地図のようにカラーでより広い範囲を精密に表示することが出来ます。コンタクトレンズの処方のみならず、円錐角膜などの角膜の変形の発見に役立ちます。
○TSAS(ドライアイ・スクリーニングソフトウェア)
コンピュータ作業やゲームなどをすると、瞬きの回数が減り目が乾燥しやすくなります。そのままにしておくと、いわゆるドライアイになってしまうことがあります。
ドライアイでは単に目が乾くだけでなく、目が疲れる、痛い、ゴロゴロする、物が見にくいなど様々な症状が出てきます。
当院では数秒間目を開けて機械を覗いているだけで角膜(黒目)の涙の状態からドライアイの診断のための検査ができるTSASを導入しています。
- ノンコンタクトトノメーター(非接触型眼圧系)NT-530 ニデック社製
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眼圧検査は、緑内障の早期発見のための検査にとしてとても重要です。
眼内圧は、水のような液体(房水)が循環して眼圧を一定に保っています。
房水の循環が阻害されるため、眼圧が上昇することが、緑内障の原因の一つといわれています。
この非接触式眼圧計は非常にやさしい空気を吹きつけて、測定するため、点眼麻酔もが不要で眼の痛みも無く安全性も高いため、患者様の負担が軽減します。
- 最新の精密視力検査器(スペースセイビングチャート)SSC-330TypeⅡ ニデック社製
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視力検査時に他の人に視力を知られることなく、YES、NOボタンだけで容易に視力測定が進められます。
さらに、0.1以下の低視力検査も移動せずに検査できます。
しかも、偏向メガネ無しで運転免許(大型・2種)適正試験と同等基準の立体視検査もできます。
- 最新型のスリットランプ SL120・SL130 ツァイス社製
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この最新型のスリットランプは、角膜、結膜から、水晶体、そして眼底検査までも精密に行える装置です。
しかも、倍率変換部をズームポジティブにすることで6.3倍~40倍まで任意の倍率に拡大して、詳しい患部の診察ができます。
- ポータブルスリットランプ SL-15 コーワ社製
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さまざまな状況に対応できる携帯性に優れたポータブル型のスリットランプです。
車椅子などの御高齢者の方、お子様の診察時にも安全で非常に有用です。