むらかみ眼科クリニック MURAKAMI EYE CLINIC

ご予約・お問い合わせはお電話で

0964-22-6600

アクセス

Information インフォメーション

「厳冬期」にも笑顔で粘り強く生きるために

 医療の「厳冬期」にも笑顔で粘り強く診療を続けてゆくために、3年前から継続した走り込みを始めました。自分の学生時代には、陸上部の長距離競技で、恩師の澤木啓祐教授(現日本陸連強化委員長)の厳しいご指導を頂き、毎朝登校前に5キロ、授業を終えて夕暮れの神宮外苑を毎日20キロと月間600キロ以上を走破する練習を続け、箱根駅伝合宿にも2度参加した時期がありました。

 しかし、小院開業前後のブランクもあり、最初はゆっくりと歩くような速さで5キロから姶めました。余分なストレスや活性酸素を創り出さないために、今でもゆっくり時間をかけて走り、体脂肪を燃焼させています。現在は、毎朝に彼方の九州山地の山々を眺めながら、木もれ日の朝日を浴びて隣の運動公園を3キロ走り、ダンベルトレーニングを行っています。そして、夕方は、友人やMRの方と一緒に雁回山に沈む夕日を眺めたり、星座や月を見ながら、携帯のFMラジオを聴いて7キロ程のジョギングを楽しんでいます。朝のトレーニングの後はシャワーを浴び、バッハの曲を聴きながら瞑想し、爽快な気分と笑顔で患者さんの診療を楽しく行っています。また、夜のランニングの後は好きな音楽を流し、半身浴をしながら今日の事は忘れ、優しい医療情報の本を読み、明日の診療に役立てるようにしています。

 さらに、眼科特有の外来診療や顕微鏡手術の影響で、前弯しがちな姿勢を正すため、3ケ月前からはスポーツジムで、週1回専門のトレーナーの個人指導による上体部の筋トレも始めました。肩甲骨の周囲や上腕及び腹筋・背筋と大腿筋を強化することで姿勢も少し良くなり、また、上半身の贅肉も絞れてきました。そして、かつての競技生活時の最適体重を今も維持でき、体肪率も現在11%までになりました。

 一方、食事面も、外食は週2回までとし、平素は野菜・海草・大豆製品・キノコ類・ヨーグルト・りんご・小魚等を毎日欠かさず摂るようにしています。特に野菜は、抗酸化力の強いカロチノイド系の摂取を意識して、緑黄色野菜を中心に16種類以上を毎日800g以上食べています。しかし、淡黄色野菜にも「ファイトケミカル」という白血球の免疫能を向上させるカがあることを知り、この冬は意識して長ネギ・白菜・ショウガ等も努めて食べ、体も温まりました。また、就寝時間や睡眠時間等にも留意するようにしています。予防検診では、医師会の検診でも幸い異常なしでした。加えて、魚住秀昭先生の「PET」検診も興味をもって受け、やはり異常なしで安心しました。その患者本位の素晴らしいアメニティーにも感動しましたが、検査終了後、阿蘇の山々を望む広い窓から陽光が差し込む回復室で、用意された彩とりどりのお菓子を好きなだけ楽しみ堪能しながら、健康の有り難さにも感謝しました。

 今後も、厳しい医療情勢が続きますが、「厳冬期」にもいつも笑顔で、粘り強く颯爽と診療を続けられるよう体調管理と心身の持久カの向上に努め、励んで参りたいと存じます。