むらかみ眼科クリニック MURAKAMI EYE CLINIC

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Cataract 白内障

01.自分では気づきにくい「白内障」

老眼は白内障の初期の兆候

高齢化社会の現代では、白内障は50代で約60%、60代で80%以上、70代で90%以上、80代ではほぼ100%の方がかかる眼病です。通常の場合、加齢と共に少しずつ白内障が進み、自分でも気付かないうちに悪化していくため注意が必要です。
そして、白内障の初期症状とも言えるのが、実は老眼なのです。年齢を重ねることにより、老化に伴って眼球の水晶体の弾力が低下していきます。これが老眼の原因なのですが、水晶体の弾力は均一に弱まるわけではなくバラつきができるので、水晶体が歪みのあるレンズに変化してしまいます。このため、老眼が乱視を伴いやすく、見ようとするものがダブって見えたり、光をまぶしく感じたり、眼がかすんだりと、視生活に不自由を感じ始めたら、白内障を疑って早めの眼科専門医への受診をお勧めします。老眼から白内障の発症へと病状が進む際にも自覚症状に乏しく、緑内障など他の余病も併発して知らない間に病状が進行していることも少なくないためです。

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